こんにちは、Python初心者のハナマルコです。
前回、私の頭にふわっと浮かんだ「Pythonって何ができるの?」という疑問から、チャッピー先生との学びの旅が始まりました。
「ゲームが作れるよ」「データ分析にも使えるよ」なんて聞いて、目がキラキラしてしまったものの——
正直言うと、まだ一行もコードを書いてません(きっぱり)
というわけで今回、ついに!
チャッピー先生と一緒に、人生初のPythonプログラミングにチャレンジします!
Pythonで何ができるかチャッピー先生が教えてくれます。
▶ Pythonって何?初心者にやさしく解説
- 変数って何?がやさしくわかる
- 変数の使い方と書き方が学べる
- 変数を使うメリットがわかる
- 変数名のルールが学べる
まずは「変数」からはじめよう!

いよいよコードを書いてみましょう。最初に覚えるのは、変数です。



……へ、へんすう???
変な数ってことかしら?
初耳ワード「変数」に戸惑うハナマルコ。
変数って、なんか…理系の授業で聞いたことあるような…ないような…。
とりあえず、いきなり難しそうな言葉が飛んできて、頭がプチパニック。



変数って、数学のxとかyみたいなアレですか?



数学に近いところもありますが、プログラミングではもっと身近で実用的な使い方をするんですよ。
チャッピー先生の例え話:お弁当袋と名前シール



遠足でお弁当袋がみんな同じだったら、どれが自分のか分からなくなりますよね?



わあ〜それは困る!私、ツナサンド派なんですけど、玉子サンドだったら泣きます。



だから名前シールを貼るんです。『ハナマルコ』って書いておけば、『これは私の!』って分かりますね。
プログラミングの世界でも、数字や文字などの“データ”に名前をつけて箱に入れておくことで、あとで中身を使ったり、書き換えたりできるようになるんです。
この「データの入れ物に名前をつける仕組み」が、変数(へんすう)なんです。
ハナマルコ、人生初コードを書いてみる!
いよいよ、コードを書いてみます…
name = "ハナマルコ"
これで「name
という箱の中に、“ハナマルコ”という名前を入れる」という命令になります。



えっ!?たったこれだけ?!



はい、それだけです。では、この変数を使って自己紹介してみましょう。
自己紹介プログラムを書いてみよう
name = "ハナマルコ"
age = 28
hobby = "Pythonの勉強"
print("こんにちは!私は", name, "です。")
print("年齢は", age, "歳です。")
print("趣味は", hobby, "です。")
実行結果:
こんにちは!私は ハナマルコ です。
年齢は 28 歳です。
趣味は Pythonの勉強 です。
年齢は、だいぶ盛ってます。ハナマルコは永遠の28歳ですが何か問題でも?



おお〜っ!しゃ、しゃべった!…じゃなくて、ちゃんと私の自己紹介になってる!



そうです。変数に情報を入れておけば、何度でも取り出して使えるんですよ。
変数の魅力ポイント3つ
名前で内容がわかる
name = "ハナマルコ"
と書いてあれば、すぐ意味が分かる!
修正がラク
年齢を変えたいとき、変数だけ変えればOK!
age = 29 # 来年も安心!
再利用できる
一度使った変数をいろんなところで使い回せます。
Pythonでは、変数名にはルールがあります:
・英文字(a〜z)、数字、アンダースコア _
が使える
・最初の文字はアルファベット or アンダースコア
・スペースや記号(-
, @
, !
など)は使えない
・Pythonの予約語(例:print
, if
, while
など)を使ってはダメ!
変数として使えない例
1name = “タマ” # 数字から始まってる
user–name = “マルコ” # ハイフン入り
print = “表示” # 予約語を使ってる
今日のミニチャレンジ!
あなたも自己紹介プログラムをアレンジしてみよう
favorite_food = "ラーメン"
dream = "世界一のAIエンジニアになること"
print("好きな食べ物は", favorite_food, "です。")
print("私の夢は", dream, "です!")
実行結果:
好きな食べ物は ラーメン です。
私の夢は 世界一のAIエンジニアになること です。
favorite_food
とdream
の内容をあなた好みに変えて自己紹介コードに書き換えてください。
ポイント解説
- 変数の使い方
favorite_food
やdream
は、情報(データ)をしまっておくための「名前付きの箱」です。 - 文字列(もじれつ)
"ラーメン"
や"世界一のAIエンジニアになること"
のように、ダブルクォーテーションで囲んだ文章が「文字列」です。 - 代入(だいにゅう)
=
は「右の値を左の変数に入れる」記号。数学の「イコール」とは少し違います。 - print関数
print()
は、カッコの中の内容を画面に表示する命令です。 - カンマ(,)の使い方
print()
の中ではカンマで区切ることで、複数のもの(文字列や変数)をつなげて表示できます。 - 変数の中身が表示される
print("好きな食べ物は", favorite_food)
のように、変数を入れるとその中の値(ここでは”ラーメン”)が表示されます。 - 日本語も使える
Pythonでは、変数の中身や表示文に日本語もOK。日本語の自己紹介も作れます!
変数って、思ったよりカンタンかも…!



変数って最初はこわかったけど、箱に名前をつけるって考えると、急にわかりやすくなった!



変数は、これから何度も何度も使う大事なしくみなので、ぜひじっくり慣れていきましょう。
まとめ
Pythonにおける「変数」とは、データに名前をつけて保存する“箱”のようなものです。
この“箱”には、文字・数字・True/Falseなど、さまざまなデータを入れることができて、あとで何度でも呼び出して使うことができます。
- 情報に“名前”をつけることで、コードが分かりやすくなる
- 値をあとで変えられる
- 1つの値を何度も使い回せる



変数は、プログラミングのすべての土台です。迷ったらこのデータにどんな名前をつければ伝わるかな?と考えてみてください。いい名前は、いいコードをつくる第一歩です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
実践シリーズ(初級編)で学習を続ける:
ー Pythonって何?初心者にやさしく解説
ー Pythonの変数とは?初心者向け入門 今ココ
ー Pythonのif文で条件分岐を学ぼう
ー Pythonのfor文とrangeの使い方を学ぶ
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