【初心者向け】Python変数が“3分でわかる”!お弁当袋で例える箱の使い方

Pythonの変数について学ぶ ハナマルコ アイキャッチ

こんにちは、Python初心者のハナマルコです。
こんな疑問、ありませんか?

  • 「Pythonを始めたけど、変数って何?」
  • 「よく見る name = “ハナマルコ” って、どういう意味なの?」
  • 「イコール(=)って、数学と使い方が違うの?」

プログラミング初心者が最初につまずきやすいのが「変数」です。

でもご安心ください!

このページでは、

  • 身近なたとえ(お弁当袋)を使って、変数のイメージをやさしく説明し、
  • 実際に手を動かせるコード例で理解を深め、
  • よくある疑問に答えるFAQや演習も取り入れています。

読み終わる頃には、

「なるほど!変数ってそういうことだったのか」

とスッキリわかるはずです。

この記事の内容
  • 変数って何?がやさしくわかる
  • 変数の使い方と書き方が学べる
  • 変数を使うメリットがわかる
  • 変数名のルールが学べる
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変数ってなに?お弁当袋でイメージしよう

ハナマルコ

変数ってなんですか?難しそうでよくわからないです…

チャッピー先生

それでは、こう考えてみましょう。

たとえば「お弁当袋」に名前のシールが貼ってあって、中に「おにぎり」が入っているとします。

  • 名前のシール → 変数の名前(変数名)
  • 中に入っている物 → 値(データ)

この袋は「ハナマルコさんのお弁当袋」なので、袋の名前は name として、中身の「ハナマルコ」という文字を入れたと考えます。

Pythonではこう書きます:

name = "ハナマルコ"

この1行で「name という名前の袋に、ハナマルコというデータを入れる」という意味になるんですよ。

変数の仕組みをもう少し詳しく

なぜ変数が必要なの?

プログラムでは、「名前」や「年齢」、「食べ物」など、いろんな情報を使いますよね。

その情報を一時的に保存しておけるのが“変数”です。毎回同じ文字を書く代わりに、「変数」という入れ物を使って、まとめて扱えるんです。

プログラミングの世界でも、数字や文字などの“データ”に名前をつけて箱に入れておくことで、あとで中身を使ったり、書き換えたりできるようになるんです。
この「データの入れ物に名前をつける仕組み」が、変数(へんすう)なんです。

変数を使うと何がいいの?3つのポイント

① 何度でも使える

同じ名前を何回も書く代わりに、変数にしておけば、プログラムがスッキリします。

name = "ハナマルコ"
print(name)
print("こんにちは", name)
print(name, "さん、ようこそ!")

② あとから変更できる

変数に入れた値は、途中で変えてもOK!1カ所だけ直せば、全部に反映されます。

food = "おにぎり"
print("好きな食べ物は", food)
food = "カレー"
print("やっぱり", food, "が好き!")

③ 意味がわかりやすい

変数名を工夫すれば、プログラムの内容が一目でわかるようになります。

x = 100  # 何の数字?
score = 100  # テストの点数!

実際に書いてみよう!

Pythonのコードを使って、変数の動きを体験してみましょう。

name = "ハナマルコ"
print("こんにちは")
print("私は", name, "です")

このように、print() の中で変数を使うと、中に入っている値を表示できます。
実行結果:

こんにちは
私は ハナマルコ です

変数のルール

名前(変数名)は自由につけられるけど、ルールがある

・英文字(a〜z)、数字、アンダースコア _ が使える
・最初の文字はアルファベット or アンダースコア
・スペースや記号(-, @, ! など)は使えない
・Pythonの予約語(例:print, if, whileなど)を使ってはダメ!

❌ NG例

1name = "ハナマルコ"  # 数字から始まっている → エラー
my name = "マルコ"     # スペースがある → エラー
print = "こんにちは"   # 予約語を使っている → エラー

✅ OK例

name = "ハナマルコ"
age = 20
my_name = "マルコ"

よくある質問(FAQ)

「=」って数学のイコールと同じ?

違います!Pythonでは「右の値を左の変数に入れる」という意味です。

name = "マルコ"  # 「マルコ」を name に入れる
文字ってどうやって書くの?

「”(ダブルクォーテーション)」または「’(シングルクォーテーション)」で囲みます。

name = "マルコ"
city = '東京'

ミニチャレンジ:自分で変えてみよう

次のコードを動かして、好きな食べ物や飲み物に変えてみましょう。

food = "ラーメン"
drink = "コーヒー"
print("好きな食べ物は", food)
print("好きな飲み物は", drink)

実行結果:

好きな食べ物は ラーメン
好きな飲み物は コーヒー

チャレンジポイント:

  • food を「カレー」や「寿司」に変えてみよう!
  • drink を「お茶」や「ミルクティー」にしてみよう!

よくあるエラーとその理由

文字に ” をつけ忘れた

name = ハナマルコ  # エラーになります!

NameError: name ‘ハナマルコ’ is not defined

正しくは

name = "ハナマルコ"

print にカンマを忘れた

print("こんにちは" name)  # エラー!
SyntaxError: invalid syntax. Perhaps you forgot a comma?

正しくは

print("こんにちは", name)

応用:変数を使った自己紹介を書いてみよう

name = "ハナマルコ"
age = 28
hobby = "Pythonの勉強"

print("こんにちは!私は", name, "です。")
print("年齢は", age, "歳です。")
print("趣味は", hobby, "です。")

実行結果:

こんにちは!私は ハナマルコ です。
年齢は 28 歳です。
趣味は Pythonの勉強 です。

このように、いくつも変数を使って自分のプロフィールをプログラムで表現できます。
来年になったらage = 29に変更すれば「年齢は 29 歳です。と変更されます。

ハナマルコ

おお〜っ!しゃ、しゃべった!…じゃなくて、ちゃんと私の自己紹介になってる!

チャッピー先生

そうです。変数に情報を入れておけば、何度でも取り出して使えるんですよ。

まとめ

今日のポイント

  • 変数とは「データをしまう袋や箱」みたいなもの
  • = を使って「右のものを左の変数に入れる」
  • print() で中身を確認できる
  • 名前にはルールがあるので注意!

変数って、思ったよりカンタンかも…!

ハナマルコ

変数って最初はこわかったけど、箱に名前をつけるって考えると、急にわかりやすくなった!

チャッピー先生

変数は、これから何度も何度も使う大事なしくみなので、ぜひじっくり慣れていきましょう。

変数を理解すれば、これから出てくる「関数」「if文」「ループ」なども楽になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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