Pythonの変数とは?初心者向け入門

Pythonで変数を理解しよう

こんにちは、Python初心者のハナマルコです。
前回、私の頭にふわっと浮かんだ「Pythonって何ができるの?」という疑問から、チャッピー先生との学びの旅が始まりました。

「ゲームが作れるよ」「データ分析にも使えるよ」なんて聞いて、目がキラキラしてしまったものの——
正直言うと、まだ一行もコードを書いてません(きっぱり)

というわけで今回、ついに!
チャッピー先生と一緒に、人生初のPythonプログラミングにチャレンジします!

Pythonで何ができるかチャッピー先生が教えてくれます。
Pythonって何?初心者にやさしく解説

この記事の内容
  • 変数って何?がやさしくわかる
  • 変数の使い方と書き方が学べる
  • 変数を使うメリットがわかる
  • 変数名のルールが学べる
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まずは「変数」からはじめよう!

チャッピー先生

いよいよコードを書いてみましょう。最初に覚えるのは、変数です。

ハナマルコ

……へ、へんすう???
変な数ってことかしら?

初耳ワード「変数」に戸惑うハナマルコ。

変数って、なんか…理系の授業で聞いたことあるような…ないような…。
とりあえず、いきなり難しそうな言葉が飛んできて、頭がプチパニック。

ハナマルコ

変数って、数学のxとかyみたいなアレですか?

チャッピー先生

数学に近いところもありますが、プログラミングではもっと身近で実用的な使い方をするんですよ。

チャッピー先生の例え話:お弁当袋と名前シール

チャッピー先生

遠足でお弁当袋がみんな同じだったら、どれが自分のか分からなくなりますよね?

ハナマルコ

わあ〜それは困る!私、ツナサンド派なんですけど、玉子サンドだったら泣きます。

チャッピー先生

だから名前シールを貼るんです。『ハナマルコ』って書いておけば、『これは私の!』って分かりますね。

プログラミングの世界でも、数字や文字などの“データ”に名前をつけて箱に入れておくことで、あとで中身を使ったり、書き換えたりできるようになるんです。
この「データの入れ物に名前をつける仕組み」が、変数(へんすう)なんです。

ハナマルコ、人生初コードを書いてみる!

いよいよ、コードを書いてみます…

name = "ハナマルコ"

これで「name という箱の中に、“ハナマルコ”という名前を入れる」という命令になります。

ハナマルコ

えっ!?たったこれだけ?!

チャッピー先生

はい、それだけです。では、この変数を使って自己紹介してみましょう。

自己紹介プログラムを書いてみよう

name = "ハナマルコ"
age = 28
hobby = "Pythonの勉強"

print("こんにちは!私は", name, "です。")
print("年齢は", age, "歳です。")
print("趣味は", hobby, "です。")

実行結果:

こんにちは!私は ハナマルコ です。
年齢は 28 歳です。
趣味は Pythonの勉強 です。

年齢は、だいぶ盛ってます。ハナマルコは永遠の28歳ですが何か問題でも?

ハナマルコ

おお〜っ!しゃ、しゃべった!…じゃなくて、ちゃんと私の自己紹介になってる!

チャッピー先生

そうです。変数に情報を入れておけば、何度でも取り出して使えるんですよ。

変数の魅力ポイント3つ

名前で内容がわかる

name = "ハナマルコ" と書いてあれば、すぐ意味が分かる!

修正がラク

年齢を変えたいとき、変数だけ変えればOK!

age = 29  # 来年も安心!

再利用できる

一度使った変数をいろんなところで使い回せます。

Pythonでは、変数名にはルールがあります:

・英文字(a〜z)、数字、アンダースコア _ が使える
・最初の文字はアルファベット or アンダースコア
・スペースや記号(-, @, ! など)は使えない
・Pythonの予約語(例:print, if, whileなど)を使ってはダメ!

Pythonの予約語(キーワード)とは、Pythonがあらかじめ特別な意味を持つと決めている単語のことです。これらの単語は文法や構文に使われるため、変数名や関数名として使うことはできません

変数として使えない例

1name = “タマ” # 数字から始まってる
username = “マルコ” # ハイフン入り
print = “表示” # 予約語を使ってる

今日のミニチャレンジ!

あなたも自己紹介プログラムをアレンジしてみよう

favorite_food = "ラーメン"
dream = "世界一のAIエンジニアになること"

print("好きな食べ物は", favorite_food, "です。")
print("私の夢は", dream, "です!")

実行結果:

好きな食べ物は ラーメン です。
私の夢は 世界一のAIエンジニアになること です。

favorite_fooddreamの内容をあなた好みに変えて自己紹介コードに書き換えてください。

ポイント解説

  • 変数の使い方
     favorite_fooddream は、情報(データ)をしまっておくための「名前付きの箱」です。
  • 文字列(もじれつ)
     "ラーメン""世界一のAIエンジニアになること" のように、ダブルクォーテーションで囲んだ文章が「文字列」です。
  • 代入(だいにゅう)
     = は「右の値を左の変数に入れる」記号。数学の「イコール」とは少し違います。
  • print関数
     print() は、カッコの中の内容を画面に表示する命令です。
  • カンマ(,)の使い方
     print() の中ではカンマで区切ることで、複数のもの(文字列や変数)をつなげて表示できます。
  • 変数の中身が表示される
     print("好きな食べ物は", favorite_food) のように、変数を入れるとその中の値(ここでは”ラーメン”)が表示されます。
  • 日本語も使える
     Pythonでは、変数の中身や表示文に日本語もOK。日本語の自己紹介も作れます!

変数って、思ったよりカンタンかも…!

ハナマルコ

変数って最初はこわかったけど、箱に名前をつけるって考えると、急にわかりやすくなった!

チャッピー先生

変数は、これから何度も何度も使う大事なしくみなので、ぜひじっくり慣れていきましょう。

まとめ

Pythonにおける「変数」とは、データに名前をつけて保存する“箱”のようなものです。
この“箱”には、文字・数字・True/Falseなど、さまざまなデータを入れることができて、あとで何度でも呼び出して使うことができます。

  • 情報に“名前”をつけることで、コードが分かりやすくなる
  • 値をあとで変えられる
  • 1つの値を何度も使い回せる
チャッピー先生

変数は、プログラミングのすべての土台です。迷ったらこのデータにどんな名前をつければ伝わるかな?と考えてみてください。いい名前は、いいコードをつくる第一歩です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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Pythonで変数を理解しよう

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