「だからそれ、違うってば!」
ChatGPTに相談したはずなのに、まるでズレた答えが返ってくる。
——それ、実はよくある現象なんです。
こんにちは、ChatGPT初心者のハナマルコです。
今回はそんな「思ってたんと違う!」ChatGPT珍回答集を、日常生活のあるあるシーンとともにご紹介。
そして最後には、すれ違いを防ぐための便利な聞き方フォーマットもまとめました。
ChatGPTとのおしゃべりをもっと快適にしたい方、ぜひ読んでみてください!
日常あるある!ChatGPTとのすれ違い劇場
ケース1:「子どもの自由研究、どうしよう…」

小学生の自由研究のテーマ、簡単で面白いのないかな?



火山の噴火を再現する模型や、DNAの構造模型を作るのはいかがでしょう?



それ、理系大学生のやつじゃん…!
子どもがやるにはちょっと壮大すぎるテーマをサラッと提案してくる。
もうちょっと手作りカンタン系が欲しいんでけど・・・
ケース2:「旦那の誕生日、何あげよう…」



旦那の誕生日プレゼントのオススメ教えて



Apple Watchや高級財布などが人気です。
いや、予算5000円なんだよね・・・
予算を明確に伝えてなかった私が悪い。でもいきなりハイブランド推しはビビる。
ケース3:「今夜の献立、なにがいい?」



晩ごはん、簡単でヘルシーなメニュー教えて



豆腐ハンバーグやラタトゥイユ、鶏むね肉のサラダなどがオススメです
材料ない・・・冷蔵庫には卵とキャベツだけ!ラタトゥイユって何?
ChatGPTは万能だけど、冷蔵庫の中身までは読めない。
「あるもので」ってちゃんと言えばよかったな…
ケース4:「お礼のLINE、どう書けばいい?」



ママ友に借りた傘のお礼、LINEでどう書けばいい?



いつもお世話になっております。この度は傘をお貸しいただき、誠にありがとうございました。



堅っ!会社のメールかよ!
フォーマル過ぎる返信が来て、笑ってしまう。
ChatGPTは空気読めないけど、言い直せばちゃんと「カジュアルモード」にもなるから安心です。
ChatGPTとわかりあう3つの聞き方コツ
ChatGPTとの会話で大事なのは、「空気より説明」です。
人間相手なら通じる「あれ」とか「いい感じに」みたいな表現も、ChatGPTには全く通じません。
そこで、ちゃんと伝えるための3つの基本をご紹介します。
コツ1:前提条件を伝える
NG例:「プレゼントのオススメある?」
OK例:「30代の夫に、予算5000円以内で買える誕生日プレゼントを探しています」
ChatGPTは細かく条件を伝えた方が“正確なターゲット”を提案してくれます。
コツ2:目的や状況を明確に
NG例:「子どもにおすすめの勉強法は?」
OK例:「小学校3年生の娘が、算数(特にかけ算)で苦手意識があります。楽しく続けられる勉強法を教えてください」
年齢や苦手ポイント、学び方の希望を添えると、よりピンポイントな答えが返ってきます。
コツ3:曖昧な言葉は避ける
NG例:「これ、直して」
OK例:「以下のメール文を、ママ友向けにカジュアルな言葉に直してください」
「これ」「あれ」は使わず、対象と希望をハッキリ伝えるのがコツ!
誰でも使える!聞き方フォーマット(定型文)
ChatGPTにうまく質問するには、「型」を使うのが最強です。以下のように組み立てれば、ほぼ失敗しません。
- 【やりたいこと】〇〇をしたい
- 【状況・制限】△△という条件がある(例:予算・対象年齢・時間など)
- 【希望する形】リストで/簡単な文章で/初心者向けに など
- 【その他】(任意)今ある情報、持ち物、苦手なこと など
ケース4のママ友へのお礼LINEについてを例にするとこんな感じです。
- 【やりたいこと】借りた傘のお礼を、ママ友にLINEで伝えたい
- 【状況・制限】相手はご近所のママ友で、気軽な関係
- 【希望する形】カジュアルなLINE文にしてほしい
返ってきた返事がこれ。全然違いますね。絵文字付き(笑)
傘ありがとう〜!めちゃくちゃ助かったー😭✨
おかげで無事に帰れたよ笑
また今度お返しするねっ♪
まとめ
ChatGPTは、ちょっとズレた回答をすることもあります。
でもそれは「察して」が通じなかっただけ。
ちゃんと説明すれば、けっこう優秀な相棒になってくれます。
まるで海外から来た転校生に日本語を教えるような気持ちで、丁寧に話してみてください。
そのうち「あ、それそれ!」って返してくれるようになりますよ。
ChatGPTは説明が上手な人の味方です。
つまり、使えば使うほど「自分の伝え方」もレベルアップしていく。
ちょっとしたズレすら楽しみながら、ChatGPTとの日常会話をもっと自由にしていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!